キッズトレーニング④ 野球肘など腕の痛みを改善!?腕のトレーニング
世界で活躍するアスリートのコンディショニングやトレーニングをサポートしている、スポーツトレーナーに、キッズ向けトレーニングを伺いました。成長痛などの悩みを解決や、スポーツパフォーマンス向上にもつながるトレーニングをご紹介します。ぜひ、お子様と一緒に実践してみてください。
※伸ばしたり、動かしたりすることで痛みが酷くなる場合は、無理をせず、トレーニングを中止しましょう。
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手首から肘のトレーニング
筋力や体力以上の練習・トレーニングは、怪我にも繋がります。
野球やテニスなど、競技の技術を身に付けるのと同時に、体の基礎体力、その競技に必要な筋力をつけることも重要です。
今回は、肘や手首の柔軟性を高め強化する、腕のトレーニングをご紹介します。地味ですが、とても効果的です。
□Step.1
正座する。膝は肩幅よりも少し広めに開く。
□Step.2
肩の真下に手首がくるように、両手のひらを床へ。指先は開いて、自分の体を向くように。
□Step.3
肩がすくまないように背中を丸め、少し重心を後ろに下げる。腕の内側(正面を向いている側)が、伸びているのを感じましょう。
□Step.4
さらに、肘の内側のくぼみが正面から内側に入るようなイメージで、肘だけを内側へ捻じりましょう。30秒キープしましょう。
―注意―
手のひらは動かさず、床から離れないようにしましょう。
□Step.5
次は、手の甲を床につけます。
□Step.6
肩がすくまないように背中を丸め、少し重心を後ろに下げ、手首の外側の伸びを感じましょう。そのまま手の甲は動かさず、肘を内側に捻じったまま、30秒キープ。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]
スポーツトレーナー 堤 由輔(つつみ・ゆうすけ)
コンディショニング、トレーニング、リハビリ、機能解剖学や栄養学など、幅広い知識を持ち、国際大会への帯同実績もある。また、肩凝り腰痛など、慢性的な不調を改善する施術も得意としている。
日本体育協会公認アスレティックトレーナー
TPI認定ゴルフフィットネストレーナー
JGFO認定ゴルフフィットネストレーナー
EBFA公認ベアフットリハビリスペシャリスト
IHTA認定メディカルトレーナー
食アスリートジュニアインストラクター