良い姿勢をキープして痛みを改善! 腰痛改善トレーニング
腰痛の原因はさまざまありますが、今回は姿勢に問題があって起こる腰痛の対処法を、RIZAPの川本裕和トレーナーが紹介します。軽い腰痛であれば、日常のトレーニングで解消できる可能性があります。運動不足による筋肉の硬直などが原因の場合もあるので、腰痛とまではいかなくても、腰まわりや背中まわりにコリや違和感のある方にもおすすめです。
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長時間机に座ってPCやスマホを見る生活をしている現代人は、どうしても「猫背」になりがち。背中を丸めた姿勢は、腹筋がゆるんで、腰に負担がかかります。腹筋がゆるめば、ますます良い姿勢を保つのが難しくなって、腰痛が悪化するという悪循環に。ここで一度良い姿勢とは何かを見直して、腰痛改善に向けて、トレーニングを行っていきましょう。
どうして姿勢が悪いと腰痛になるの?
背中が丸くなる「猫背」は骨盤が後ろに傾いている状態です。すると下腹が前に出て腹筋がゆるみ、背中や腰に負担がかかって腰痛を引き起こします。
ならば、腰を反らせればよいかというと、それはそれで問題があります。
「反り腰」は「猫背」とは逆に、骨盤が前に傾きすぎている状態。そうなるとお腹が前に突き出て、バランスを取るために背中が反り返り、背筋がうまく使えず、腰に負担がかかって腰痛になります。
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