痩せたい人は背中を動かそう!リバウンドしにくい体を目指す!
2.背中に効果的なワークアウト
ここでは、背中に効果的なワークアウトをご紹介していきます。どれも自宅で簡単にできるものなので、ぜひ実践してみてください。
2-1.バックエクステンション
バックエクステンションとは、からだを反らしていくトレーニングです。背中の筋肉の中でも、脊柱起立筋と広背筋に効果があります。
1.地面にうつ伏せになって寝転びます。両手は挙げておきましょう。
2.1の状態から、お腹の真ん中を起点としてからだを反らしていきます。
3.限界までからだを反らしたら元に戻します。
4.1~3を繰り返します。10回3セットを目標に行いましょう。
2-2.シーテッドロウ
シーテッドロウはゴムチューブを使って行うトレーニングです。足にチューブを引っかけて、引っ張っていきます。シーテッドロウでは、とくに広背筋をたくさん動かすことができます。
1.長座体前屈の姿勢になります。上半身はやや丸めましょう。
2.両足の裏にゴムチューブの中央を引っかけて、両端は左右の手でしっかり握ります。
3.背中を意識しながらゴムチューブを引っ張っていきます。
4.限界まで引っ張ったらゆっくり元に戻します。
5.1~4を繰り返します。10回3セットを目標に行いましょう。
2-3.腕立て伏せ
腕立て伏せでも、手の位置を変えれば広背筋などの背中の筋肉を鍛えられます。
1.腕立て伏せの姿勢をとります。
2.両手の位置は腰のあたりで、指は外側に向けましょう。
3.2の状態で腕立てを行います。背中を意識しながら、10回3セットを目標に行いましょう。
3.運動が苦手な方には漢方薬もオススメ!(情報提供:あんしん漢方)
「食事や運動をしているのになかなか痩せられない」
「運動以外のダイエット法を知りたい」
そんな方には漢方薬がおすすめです。
漢方医学では、体重の増加にはいくつかの理由が考えられています。例えば「ストレスで食べすぎてしまう(気の乱れ)」「水が体内に溜まってしまう(水太り)」「ホルモンバランスが崩れて太りやすくなった」などです。
ダイエットを目的とする場合、漢方薬は「お腹周りの脂肪」「むくみ(水太り)」「便秘」などのさまざまな症状へのアプローチ法があり、効果も認められています。
医薬品である漢方は、理想的な心とからだをめざすことを目的としています。漢方薬は体質の改善に働きかけるため、同じ症状を繰り返したくない方への健康体質づくりには最適です。
また、漢方薬は西洋薬とくらべても、比較的、副作用が少ないといわれています。
バランスの取れた食事や運動などを毎日続けるのは苦手という場合でも、体質に合った漢方薬を毎日のむだけなら、手間なく続けられますね。
<ダイエットをしたい方におすすめの漢方薬>
・防風通聖散:お腹周りの脂肪があり便秘気味の方
便通を促し、体内に滞った気や血のめぐりを良くしてくれます。
・防已黄耆湯:疲れやすくむくみがちで水太りの方
水分循環を促し、滞った水をめぐらせてくれます。
・大柴胡湯:イライラしやすく脇腹が張り便秘のある方
気のめぐりを良くし、食欲などの気持ちを整えてくれます。
ただ、注意したいのは、漢方薬は自分に合っているか否かがとても大切だということです。自分の今の状態に合っていない場合は、効果がないだけでなく、副作用の心配もあります。購入の際には、漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談することをおすすめします。
インターネット相談窓口を設けている「あんしん漢方」のようなサービスを利用して、薬効や副作用、漢方との相性、日常生活の養生法などを相談してみるといいでしょう。
4.背中のワークアウトを継続していこう!
今回は、ダイエット効果が期待できる背中のワークアウトをご紹介しました。背中を鍛えると、脂肪燃焼・姿勢の改善・柔軟性アップなどが期待できます。背中のワークアウトを継続していくと、背中の張りや凝り、溜まったぜい肉などの悩みを解消してくれるでしょう。
また、肥満症に効果のある漢方薬もご紹介してみました。気になった方はぜひ試してみてください。
[文:あんしん漢方]
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理学療法士 濱南くにひろ
公立大学を卒業後、病院で理学療法士としてリハビリテーションに携わる。車イスバスケットボールチームのトレーナー経験もあり、医療・福祉・スポーツ分野に幅広く関わる。現在はフリーランスWebライターとして活動中。