運動不足の方へ「できるだけ素早く足を動かそう!」
前回はできるだけ素早く脚を動かす速歩をご紹介しました。今回は歩幅も広げて、できるだけ速いスピードで歩いてみましょう。
速く歩くには、歩幅を広げつつ足を動かすテンポも速くするという矛盾する動きを達成しなければなりません。
走った方が楽なのですが、あえて走らずに速歩きをすることで、日頃使わない筋肉を使います。
また、同じ速さなら走るよりも効率が悪く、余分にエネルギーを使うので、短時間で効果的に運動ができます。
●歩幅を広げようとすると、脚を前に出すことを意識してしまいがちですが、踏み出す足よりも後ろの足で地面をしっかりと後方に蹴ることを意識します。すると、反対の脚はその間に自然に前に踏み出せます。
● 踏み出す足は高く上げずに、着地の際は膝をしっかりと伸ばすことを意識します。
● 速いテンポで歩くためには腕振りも大切。走る時のように肘は直角くらいに曲げてしっかりと振りましょう。
競歩のイメージで短い距離でもよいのでチャレンジしてみましょう。
【監修】
スポーツクラブNAS
スポーツ健康医科学研究室
後藤 真二
「文:けんこうフィットNEWS 」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。