疲れにくい体をつくるには筋肉が大事
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力強い筋肉がカラダを支える
何もしていないのにすぐ疲れてしまう!
と言う人は赤ちゃんが生まれてから立ち上がるのにどのくらいの年月がかかるかを考えてみてください。
何が言いたいかというと、立っているだけ、座っているだけでも私たちは全身の筋肉を使っているということです。
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さらには体のうしろ側の筋肉は重要です。
臀筋(お尻の筋肉)を鍛えろと言うのも大臀筋、ハムストリングス、内転筋といった筋肉が立つ機能のディフェンスだからです。
筋肉がなくなれば自分の体を支えられなくなり、腰が前に傾いて、膝から曲がって猫背になります。
最初は意識すれば良い姿勢に戻すことができますが長年悪い姿勢のままだといくら力を込めて良い姿勢を作ろうと思ってもできなくなり、体も疲れやすくなります。
筋力がないと重力による負荷で筋力が次第に硬くなって癒着していきます。
すると筋肉のパフォーマンスが出せず弱くなります。
筋肉による支えがなくなった関節は負荷がかかって、可動域が狭くなります。
典型的にはあぐらがかけなくなったりします。
関節の故障も初期は軽度の痛みですみます。
ただ放っておけば徐々に関節が老朽化し、変形を起こします。
「首に痛みがあり今は手のしびれも感じるようになった」
「腰が痛くて最近は膝まで痛くなった」
「背中が伸びにくく倦怠感やだるさが取れない」
「がに股やO脚になってきた」
このような症状はすべて体の硬さが進行した事例です。
腰から股関節などが故障するのは、体全体の機能運動性が落ちているからで、足の捻挫など一時的なものとは違うのです。
そういった痛みは放っておけばそのうち良くなったかもしれませんが、慢性の痛みは全く別物です。
どれだけ休んでも回復しないのです。
我慢したり放置するほど悪化します。