経口補水液の正しい使い方!スポーツドリンクとの違いって?
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
最近では熱中症の対策として、「経口補水液」をすすめているのを見かける機会が増えました。テレビコマーシャルや、ドラッグストアなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
スポーツドリンクとどう違うの?スポーツドリンクではだめなの?と疑問に思う方も多いはず。また経口補水液はどんなときに使ったらいいのでしょうか。
今回はあすけん栄養士が経口補水液の正しい使い方と、スポーツドリンクとの違いについて解説します。
【関連記事】筋トレで「10回3セット」は本当に最適?筋トレ博士が徹底解説します!
経口補水液とは?
水と一緒に電解質も補給できる飲み物
経口補水液とは、水に食塩とブドウ糖を溶かしたものです。(※1)
市販の多くの経口補水液は、ナトリウム(食塩)、ブドウ糖のほかに、カリウム、マグネシウム、リンなどが含まれ、水と一緒に電解質を補給することができます。
普通の水よりもカラダに浸透されやすくなるようにブドウ糖の濃度が調整されており、多量に汗をかいたときや、熱中症の応急処置の水分補給などとして活用されています。(※2)
経口補水液には「病者用食品」と「清涼飲料水」がある
経口補水液の中でも、消費者庁から「病者用食品」として表示許可を受けているものがあり、パッケージにマークが表示されています。病者用食品の場合、「脱水状態に適している」等の効果を表示することができます。
それ以外の経口補水液はすべて「清涼飲料水」となり、パッケージの種類名称にも清涼飲料水と書かれています。清涼飲料水には、病者用食品のような効果を記載することができません。
ではどちらを選んだらいいのか?と迷ってしまいますよね。迷ったときは病者用食品を選ぶと安心ですが、清涼飲料水の中にも適切な配合がされたものもありますので、好みに合わせて選んでみるのもいいでしょう。