授乳中の体調と体重管理のポイント
出産を終えた多くのママが経験するのが体調についての悩み。疲労感や倦怠感、体力の低下、産後の体重コントロールなど・・・。授乳期のママが、笑顔で過ごせるポイントをいくつかご紹介します。
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産後の不調や栄養不足の原因
■ホルモンバランスの乱れ
妊娠中10ヶ月かけて増えていた女性ホルモンが産後急激に減少し、授乳を促進する「プロラクチン」というホルモンが増えてきます。急激なホルモンバランスの変化にママのカラダはついていけず、疲労感・抜け毛・むくみなどカラダのあちこちに不調が出てくることも。出産の疲れがとれないうちから24時間体制の育児が始まるため、赤ちゃんとの慣れない生活や環境の変化に心身ともに疲れた状態になりやすくなります。
■母乳の原材料はママの血液
赤ちゃんの栄養分である「母乳」はママの血液からできています。ママが口にした栄養分がそのまま赤ちゃんの栄養になると言っても過言ではありません。出産してからも、ママと赤ちゃんはまさに「血を分けた存在」として繋がっています。1日に何度も授乳していると、当然ママのカラダからそれだけたくさんの栄養分が出て行くことになります。授乳期に妊娠前後と同様の食事内容では、ママのカラダはどうしても栄養不足になってしまいます。
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