寸胴体型の原因は肋骨にあり?肋骨を正しい位置に戻して「くびれ美人」に!
「つらいダイエットはせずに、ラクして痩せたい」
「くびれのない寸胴体型にうんざり……」
そんなお悩みをお持ちの方に注目していただきたいのが、「肋骨」です。実は、肋骨を正しい位置に戻すことで、女性の憧れる「くびれ」をつくれるといわれているのです。
寸胴な体型は太って見える原因になりますが、くびれができるだけで簡単に「細みえ」しますよね。
この記事では、肋骨を整える簡単ストレッチ法を2つご紹介します!
ぜひ毎日の習慣にしていただき、くびれ美人を目指しましょう。
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1.肋骨を正しい位置に戻すとは?
肋骨は胸部の内臓を覆う骨で、内臓を守る役割を担い、呼吸によって開いたり閉じたりするため、呼吸にも関係しているといわれています。私たちが思っている以上に、肋骨の役割は幅広く、よく動いているんです。しかし、運動不足などによって肋骨の動きをサポートする胸まわりの筋肉が凝り固まると、肋骨も正しい動きをすることができず、本来の働きができなくなってしまうのです。
では、肋骨の位置を整えると、どんな効果が得られるのでしょうか?ここでは、得られる効果のうち2つをご紹介します。
・内臓を正しい位置に戻しくびれをつくる
人のからだには大なり小なり左右差があるといわれ、日々の習慣によってバランスが崩れていくといわれています。骨の位置や骨格バランスが崩れると、内臓を正しい位置にキープすることができなくなり、その本来の働きに影響が出るだけでなく、からだ全体の血液の巡りが滞って代謝が下がり、痩せにくい体質に。その結果的にポッコリおなかや寸胴体型へ…。
つまり、トレーニングで肋骨の位置を整えることができれば、くびれたウエストを手に入れることができるということですね。
・呼吸を深くし代謝をアップさせる
からだのなかでもとくに呼吸に関わる「肋骨」を整えることで、ダイエット効率アップも期待できます。
ダイエットの痩せやすいからだづくりにおいて、「呼吸」も大切な要素です。
肋骨は「呼吸の深さ」に関わっている重要な部位とされており、肋骨のバランスが崩れていると呼吸も浅くなるといわれています。呼吸が浅くなり取り入れる酸素の量が少なくなることで、代謝も低下してくといわれているのです。
つまり、肋骨の歪みは知らず知らずのうちに「痩せにくい体質」をつくっているといえます。
肋骨を整えることは、からだの歪み解消により見た目にくびれができるばかりでなく、代謝アップから痩せやすいからだづくりにも役立つというわけです。
2.肋骨の位置を戻すストレッチのやり方
肋骨を整えるストレッチでは、運動不足や長時間のデスクワークで凝り固まった肋骨まわりの筋肉を柔軟にほぐしていきます。
今回ご紹介するストレッチはキツイ筋トレや食事制限とは違い、誰でも簡単にできる方法ですので、まずは1週間実践してみましょう。
ここでご紹介するのは、以下2つのストレッチです。
(1) キャットストレッチ
(2) わき腹伸ばし
2-1.「キャットストレッチ」で反り腰解消
「キャットストレッチ」では背中を丸めたり、反らしたりすることで反り腰の解消につながります。
(1)肩の下に手、お尻の下にひざがくるように、四つん這いになります。
(2)息を吐きながら背中を丸めていきます。目でおへそを見ることを意識しましょう。
(3)息を吸いながらゆっくりと背中を反らせます。目線は天井に向け、お尻を上に突き出すイメージで行いましょう。
2-2.「わき腹伸ばし」でくびれ作り
わき腹を伸ばすことで肋骨と骨盤の間が広がり、くびれができやすくなるといわれます。
ウエストのくびれは肋骨と骨盤の間にできるため、この間隔が狭いと寸胴体型や下腹部太りの原因になるといわれています。
「わき腹伸ばし」で肋肋を引き上げて、骨盤と肋骨の間隔がこぶし1個分できるよう伸ばしていきましょう。
〈わき腹伸ばしのやり方〉
(1) 正座をして右側にお尻を落とし、左手を床につけます。
(2) からだを左に倒しながら、右手を体側に伸ばします。
深い呼吸を意識しながら、30秒キープしましょう。
(3) 反対側も同様に行います。