栄養士おすすめ!残業続きの疲れを癒すカラダにやさしい夜食3つ
うれしい効果がある夜食3つ
はんぺんと刻み野菜のスープ
1.はんぺん、にんじん、キャベツ、玉ねぎを一口大にカットする
2.鍋に適量の水、中華スープの素、1の野菜を入れて、具材が柔らかくなるまで煮込む
《この夜食のポイント:消化吸収しやすい》
食物繊維の少ない野菜と低脂質のタンパク質を組み合わせて、消化吸収のよい夜食に。野菜は小さく刻むのがポイントです。温かい夜食は、胃腸の働きの低下を防ぐことができます。
〈消化が良い野菜〉にんじん・キャベツ・玉ねぎ・カリフラワーなど
豆腐のリゾット風
1.みじん切りにした玉ねぎと少量の水を鍋に入れ、玉ねぎに火を通す
2.1の鍋に食べやすい大きさに切ったハム、1膳弱のごはん、100mlの水を入れ、軽く煮込む
3.崩した豆腐1/2丁、牛乳100mlを加え、コンソメブイヨンで味付けをする
《この夜食のポイント:よい睡眠が得られる》
睡眠を誘う働きのあるメラトニンというホルモンは、体内時計に合わせて夜間に分泌量が増えます。メラトニンは、トリプトファンという必須アミノ酸からつくられるので、夜食でトリプトファンを補い、良質な睡眠を得られるようにしてみましょう。
〈トリプトファンを含む食材〉豆腐・納豆などの大豆製品、牛乳など
赤身ひき肉の豚汁
1.大根、じゃがいも、にんじんは一口大にカットする
2.鍋に水と1の野菜をいれて軽く煮込んでから、豚赤身ひき肉を加え、具材に火が通るまで煮込む
3.アクをすくい取り、だし入りの味噌を加えて味を整える
《この夜食のポイント:疲労回復効果がある》
疲労回復にはビタミンB1が効果的。豚肉に多く含まれていますが、夜食に使うならば、脂質が少ない赤身肉のミンチを選んでみてください。胃腸の負担を軽くしてくれますよ。
〈ビタミンB1を含む食材〉豚赤身ミンチ・山芋など
夜食は200kcal程度に抑えるようにすれば、胃がもたれて朝食が食べられないということもなくなります。上手に夜食をとって、残業を乗り切ってくださいね。
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【関連記事】腎臓内科医が教える「コレステロール値の注目ポイント」。大切なのは善玉と悪玉の比率
【関連記事】その症状、肝機能低下のサインかも!「肝臓」と「疲れ」のつながりについて