落ち着いて一日をスタートしよう!朝食の欠食と血圧の関係
春は人事異動による配置換えや、全体会議での新規業務計画、プロジェクトの任務報告などのプレゼンテーションとか、精神的プレッシャーが掛かり易い時期のようです。仕事をしていれば、どうしても種々の原因によってストレスが圧し掛かってきます。これらが要因となって血圧が上昇するともいわれています。
さらに今は新型コロナ禍による不慣れなテレワークと、長引く休校などによる子育ての両立で働く環境が激変しています。業種によっては出社せねばならない不安感やイライラ等々で、知らず知らずの内に血圧も上昇しているかもしれません。
家庭でリラックスしている時に測る家庭血圧の方が、病院など医療機関で測る血圧よりも重要です。なぜなら仮面高血圧(医療機関で測ると低いのに家庭では高い)を見付けることができるから。(※3)
だから仕事を始める前から血圧が上がるリスクを減らしたい!
私の記憶に残っている朝ごはんの光景。
ふっくらと炊き上がったごはん。専用のかんなで下ろしたかつお節で「だし」を取った味噌汁。小さな丸干しがそのままお椀に入っていた時もありました。それに焼き鮭、焼きのり、納豆、たまごが定番でした。
ご近所から包丁でまな板をトントンとしたり、食器を洗う音が聞こえてきそうな、ほのぼのとした雰囲気が漂って来る。そんな「朝ごはん」から一日をスタートしたいですね。
ちなみに日本高血圧学会は、高血圧の治療で目標とする値を上130、下80未満にする。但し、75歳以上は上140、下90未満と発表しています。(※4)
出典;(※1)健検公式テキスト 増補改訂版 朝食と病気の関係
(※2)2019年4月5日 読売新聞 12版
(※3)健検公式テキスト 増補改訂版 塩分過剰が高血圧を招く
(※4)2019年4月20日 同紙 14版社会
[文:健康わくわくサイト]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸
幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。