気持ちいい!カラダが喜ぶ股関節ストレッチで下半身痩せ!?
前屈姿勢が苦手なら…太もも裏をストレッチ
股関節ストレッチでどうしても猫背になってしまう、身体を前に倒せない。その原因は、後傾した骨盤の歪みにあります。
人間は、骨盤を前に動かすことで、前かがみのポーズを取ることができます。でも、太ももの裏にある大きな筋肉群「ハムストリングス」が硬く縮こまっていると、骨盤が後ろや下に引っ張られたままになり、前傾した姿勢が取りにくくなってしまうのです。まずは太もも裏を伸ばすストレッチで、骨盤の自然な動きを取り戻しましょう!
■太ももの裏を伸ばす1分間ストレッチ
1.なるべく背筋を真っ直ぐにして、椅子に腰掛けます。
2.そのまま身体を前に倒して、胸と太ももをぴたりとくっつけたまま、両足首を握ります。
3.胸を太ももに付けたまま、椅子からお尻をあげて、膝をできるだけ伸ばした姿勢で、10秒間キープ。
4.ゆっくりと椅子へ腰掛けるように①の状態へ戻って、3回~5回ほど繰り返します。
下半身のシェイプアップに役立つ股関節ストレッチ
いかがでしたか?苦手ポイントの動きを制限していた筋肉が、気持ちよく伸びていくのを実感できたでしょうか。
お尻の大殿筋や、太もものハムストリングスは、身体の中でも一番大きな筋肉です。毎日の股関節ストレッチで可動域を拡げていけば、同じ運動をしていても、下半身全体の筋肉が大きく動くようになり、日常的に、より多くのカロリーを消費する基礎代謝の向上が期待できます。
また、股関節の周りには、大腿動脈という太い血管や下半身の老廃物を排出するリンパ管が通っているため、股関節ストレッチは冷えやむくみの改善、疲労回復にも役立つのです。
身体が硬いまま無理な開脚や前屈を行えば、股関節を痛める怪我の元にもなりかねません。くれぐれも焦らず、毎日続けられるお手軽ストレッチから股関節の柔軟性をアップして、下半身のシェイプアップを目指しましょう!
[文:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【関連記事】筋トレ歴30年の「筋トレ博士」が伝授!腹筋をバキバキに割るならこれ!
【関連記事】筋トレで「10回3セット」は本当に最適?筋トレ博士が徹底解説します!
【関連記事】まずは3キロ!2週間でダイエットを成功させるための4つの手順