【体の習慣改善メソッド】生活の大敵「肩こり」改善エクササイズ
あなたは大丈夫? 肩こりになる生活習慣チェック
肩こりの原因の多くは、生活習慣の中に潜んでいます。下のリストに1つでもチェックがついたら、それが肩こりを引き起こしているのかもしれません。
① 仕事はデスクワークが中心だ
② 出社してからお昼休みまで、ほとんど座りっぱなしだ
③ 車を長時間運転することが多い
④ 毎日パソコンやスマホを長時間使用している
⑤ ストレートネックと指摘されたことがある
⑥ 猫背だ
⑦ 椅子に座った時、耳の穴が肩のでっぱり(肩峰)よりも前にある
⑧ イライラすることや心配事が多い
⑨ 仕事が忙しすぎる
⑩ 満員電車で通勤している
①~③にチェックが付いた人
運動不足による血行不良が原因かも。仕事と仕事の間のすき間時間に、次に紹介する「肩こり改善エクササイズ」をしましょう。
④~⑦にチェックが付いた人
姿勢不良により、肩や首まわりの筋肉が酷使されているようです。長時間うつむいてパソコンやスマホを使用している方は、なるべく上を向くことを意識しましょう。
ノートパソコンは目線が下がらないように台の上に置き、肘を机につけてタイピングすると快適です。
⑧~⑩にチェックが付いた人
ストレスによって肩に力が入っていませんか? 次に紹介する「肩こり改善エクササイズ」を行って、ストレスを上手に発散しましょう。温かいお風呂に浸かったり、好きな音楽を聴いてリラックスしたりするのもおすすめです。
オフィスで実践。肩こり改善エクササイズ
オフィスでできる「肩こり改善エクササイズ」をご紹介!
「運動不足と姿勢不良とストレスを改善すれば、多くの肩こりは改善に向かいます。人の体は特定の動きしかしないと、特定の筋肉しか動かせなくなってしまいます。トレーニングやストレッチをするときは、普段行わない動きをたくさんするようにしてください」と山口さん。
肩こりの方は、普段腕を上げたり、首を曲げ伸ばししたりするような動きをほとんどしていないはず。「肩こり改善エクササイズ」で肩甲骨まわりの僧帽筋や、頚椎と肩甲骨をつなぐ肩甲挙筋のこりをほぐしていきましょう。
【肩回し】
肩に手を置き、肘で大きく円を描きます。肘が体に近いと肩がすくんでしまうので、できるだけ肘を体から離すことを意識しましょう。
【首ストレッチ】
左手で頭をおさえて首を左に曲げ、右肩を下げて20秒間息を吐きながらキープ。ゆっくり息を吸いながら首を戻し、逆も行いましょう。首を真横に曲げると僧帽筋の上部が、斜め横に曲げると肩甲挙筋と頸板状筋がストレッチできます。
【タオルストレッチ】
腕を下げるときは、両肘がくっつくようなイメージで、肩がすくまないように、胸を張って行いましょう。常にタオルをピンと張っておくのもポイントです。
① フェイスタオルの両端を持ち、息を吸いながら腕を上にのばしていく。
② 腕が頭の真上まで来たら息をはきながら肘を曲げて後ろに引き、拳を後頭部の高さくらいまで下ろす。
③ 息を吸いながら腕をのばす。
「肩こり改善エクササイズ」まとめ
オフィスは肩こりの原因となる「運動不足」と「姿勢不良」と「ストレス」のすべてが揃いやすい環境です。普段から良い姿勢を心がけ、こまめに「肩こり改善エクササイズ」を行って、運動不足とストレスを解消していきましょう。
[文:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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