身近な食べ物で「免疫力」を高め病気予防
私たちはどんな小さな病気であれ、免疫力(自然治癒力)がなければ健康でいることができません。カラダの機能を保ったり、早くキズを治してくれたり、病原菌や異物などを撃退したりするなど、免疫を高めることによって病気からカラダを守ってくれているのです。
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免疫力を高める身近な食材
免疫力を維持するためには、普段からバランスの良い食事を心がけることが大切です。そこで、身近な食材で免疫力を高める作用があるものをいくつかご紹介します。
■にんじん、ほうれん草、トマトなどの緑黄色野菜
にんじんは、野菜の中でもトップクラスのβ-カロテン量。β-カロテンは強い抗酸化力があり、あらゆる病気のもととなる活性酸素を減らす効能があります。
■ブロッコリー、ピーマン、キウイ、イチゴ
白血球の働きを強めて免疫力をアップさせるビタミンCが豊富。また、コラーゲンの生成を助け皮膚や粘膜を丈夫にする働きもあります。ビタミンCはストレスや喫煙により消費されやすいので積極的に摂りたいビタミンの一つです。
■かぼちゃ、アボカド、アーモンド
抗酸化力の強いビタミンEが豊富。血中LDLコレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化などを予防します。(※)ビタミンCと一緒にとると抗酸化作用が強化されます。
■ヨーグルト、納豆、キムチ、ぬか漬け
発酵食品には乳酸菌が豊富。善玉菌を増やし免疫力を高めます。
■にら、にんにく、ねぎ、玉ねぎ、大根
にんにくやねぎなどの刺激のある香り成分である「イオウ化合物」は、抗酸化作用や抗菌作用の他、疲労回復にも効果を発揮。大根は「大根おろし」にすると抗酸化力がさらにアップします。