下痢よさらば!ストレスからくる下痢の傾向と対策
今すぐ止めたい!下痢症状の緊急対策とは
そんな辛い下痢の症状には、何よりもまずトイレに駆け込むことが最優先です。でも、次の駅までが遠い電車の中など、すぐにはトイレに駆け込むことが難しい状況ということも、少なくないでしょう。
そんなときの対策について、以下にまとめてみました。
対策1:水がなくても飲める下痢止めの市販薬
IBSの存在が広く知られるようになったからか、現在、様々な製薬会社から、電車などの移動中でも水なしで飲める下痢止めの市販薬が販売されています。
これらの成分自体は、各メーカーに大きな差はありませんが、フレーバーや口どけ(?)が違うようです。
そのため、いくつかのメーカーの製品を試してみて、自分に合うものを常に忍ばせておくとよいかもしれません。
対策2:お腹をさすって温める
お腹をさすって温めることで腸の急激な動きを抑えるとともに、自律神経の興奮も抑えることができます。
下痢の症状が慢性化している人は、カイロなど、お腹を温めるものを夏でも常に用意しておくとよいでしょう。
対策3:お腹の圧力を下げる
ベルトやウエストを締め付ける服などでお腹の圧力が高い状態だと、痛みや便意が強くなる傾向にあります。
そこで、ベルトがあるなら緩め、スカートのホックを外すなど、お腹にかかる圧力を少しでも減らすようにしましょう。
対策4:身体のツボを押す
手の甲にあるいくつかのツボが、下痢に効果があるとされています。
例えば、中指と薬指の骨が交わるあたりには、そのものずばり「下痢点」と呼ばれるツボがあり、ここを刺激すると症状が緩和されるそうです。
下痢の症状が出ているときには、なかなかツボを探す余裕がないでしょうから、日ごろからマッサージしておく習慣をつけるとよいかもしれません。
対策5:括約筋に意識を集中させる
トイレまでなんとかたどり着かねばならないとき、お腹全体や痛みではなく、肛門に意識を集中させましょう。
肛門にある外肛門括約筋という筋肉、これがしっかり閉じてさえいれば、お腹が痛くても漏れ出ることはありません。耐えましょう・・・。