心とカラダをコントロール!3大脳内物質とは
3大脳内物質の関係性
3大脳内物質の役割はさまざまですが、それぞれに影響しあう関係性があります。例えば強いストレスを感じたとき、どのように影響しあうのか見てみましょう。
1.ストレスを感じるとノルアドレナリンが放出されます。ノルアドレナリンは、注意力や集中力を高める一方で、過剰に放出されると、興奮作用により怒りっぽくなります。
2.ドーパミンも放出されやすくなります。ドーパミンによる快感により、ストレスを解消しようとするためです。
3.ドーパミンが暴走し、その快感ばかりを追い求めると、次第に満足できない状態に陥ります。
4.セロトニンには抗ストレス作用があり、ドーパミンやノルアドレナリンの働きにブレーキをかけて平常心を保つ働きがあります。
このように、セロトニンはドーパミンとノルアドレナリンのバランスをコントロールし、心とカラダを健康に保つ鍵となっています。
脳内物質は、脳の中の潤滑剤といえます。適正に分泌されることで、脳は十分に能力を発揮することができ、脳の衰えを防ぐことにもなります。
【参考】
eヘルスネット ノルアドレナリン
eヘルスネット ドパミン
食べ物を変えれば脳が変わる 著者 生田 哲 PHP新書(73〜77ページ、183〜196ページ)
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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