腹筋だけより効果的!?お腹痩せしたいならスクワットを極めるべし
スクワットがお腹痩せにきく2つの理由
(1)消費エネルギーがすごい!
下半身には体全体の約7割の筋肉が集まっているといわれています。 そのため脂肪を燃やすなら、下半身の筋肉を効果的に鍛えられるスクワットが最適なのです。
下半身の筋肉を鍛えれば、燃えやすく太りにくい体になり、必然的にお腹周りの脂肪も減っていきます。
(2)成長ホルモンの分泌がすごい!
筋トレをして筋肉が傷つくと、それを修復しようとして成長ホルモンが分泌されると言われています。これが「超回復の原理」です。
成長ホルモンとは若さをキープするためのホルモン。脂肪を分解し、筋肉量を増やしてくれる作用もあります。
しかし、成長ホルモンは加齢とともに、どんどん分泌量が減ってしまい、10代後半の思春期後期を100%とすると、30~40代では50%未満に、60代では30%ほどになってしまうといわれています。30歳を超えるとやせにくくなると言われるのは、成長ホルモンも要因の1つといえそうです。※
30歳を超えたら、筋肉量の多い下半身をスクワットで鍛えて、成長ホルモンを大量分泌。痩せやすい体を作り、お腹周りもスリムに保ちましょう。
※出典:Ho,K.K. et al.:Horm Res 40(1-3):80,1993
https://ghw.pfizer.co.jp/adult/adult/growth.html
自分のギリギリを見つけよう! 効果的なスクワットの極意
スクワットのポイントは自分の体力に応じて、「10回ギリギリで行えるくらいの負荷」をかけることです。
基本のスクワットを10回やって余裕の方は、「スピードを速める」、「セットとセットの間の休憩時間を短くする」、「手を上げる」、「片足で行う」、「バーベルを持つ」など、自分なりにギリギリの負荷をかけて行いましょう。
【基本的なスクワットのやり方】
1.足幅は肩幅より広くし、つま先を少し外に向ける。
2.手を肩の高さでまっすぐ伸ばす。
3.膝はつま先の方向に向けたまま、息を吸いながら太ももが床と平行になるまで腰をおろす。
4.息を吐きながら、ゆっくりと立ち上がる。
5.これを10回、3セット行います。余裕の方は自分にとってギリギリになるように負荷をかけましょう。