暑い季節こそシーズン!甘酒の凄い効能を3つ挙げてみる

タグ: , 2019/9/3

甘酒が「飲む点滴」と呼ばれる驚きの理由

甘酒には、

1.ビタミンB1
2.ビタミンB2
3.ビタミンB6
4.葉酸
5.オリゴ糖
6.食物繊維
7.アミノ酸(システイン・グルタミン酸・アルギニン)
8.コウジ酸
9.ブドウ糖

これだけの成分が含まれています。
すごい数ですね!!

体内で合成することのできない必須アミノ酸をすべて含んでいます。
必須アミノ酸は、人間が自分の体の中で作り出すことができないため、食品から摂る必要があります。
実は、先ほど挙げたこれらの栄養成分は、栄養補給のための「点滴」に含まれる成分とほぼ同じなのです。

そのために、「飲む点滴」と呼ばれるんですね。

甘酒のうれしい効能3つとちょっぴり注意点

甘酒は腸内環境を整える
甘酒には、オリゴ糖と食物繊維が含まれます。
これらは、便秘の解消に効果です。

*オリゴ糖*
オリゴ糖は、腸内にいる「善玉菌」のエサ となるので、オリゴ糖をとることで大腸が元気になります。

*食物繊維*
一方、食物繊維は、腸内に溜まった、いらなくなった老廃物を掃除してくれます。

このダブルの効果で、腸内環境が良い状態になります。

甘酒は美容に良い
甘酒に含まれるビタミンB群とコウジ酸には、美肌効果があります。

また、ビタミンB群は、美肌効果に加え、脂肪を燃やすはたらきも持っています。

肌も綺麗になって、脂肪も燃やす!嬉しいことばかりですね。

ただし飲み過ぎには注意。甘酒の適切な飲む量とタイミング
では、甘酒をできるだけたくさん飲んだ方がいいのでしょうか?

答えはNOです。
何事もそうですが、やりすぎ注意です。

一日に飲む量は、200mlが目安。

一度に大量摂取すると、血糖値が急に上がります。

1回につき、お猪口一杯がおすすめです。

甘酒は、ごはんを食べた後に飲むと、消化を助けてくれ、お酒を飲む前に飲むことで、悪酔いをしないと言われています。
(江戸時代、お酒を飲む前に甘酒を飲むのは、武士のたしなみだったとか。)

食欲がなくて朝ごはんを食べられない時に、お猪口一杯の甘酒を飲むのもおすすめです。

甘酒に含まれているブドウ糖は、脳の唯一のエネルギー源。
甘酒を飲むことで、脳が動き出します。

甘酒は風邪気味の時にもおすすめ
本来は、食品中の栄養素は、体に入ってから「消化酵素」によって分解され、吸収されます。
ところが甘酒は、体に入る前に、すでに分解されているので、「消化吸収の効率が良い」と言われます。
つまり、素早く体に必要な栄養素を補給することができるのです。

また、甘酒には、米と麹が発酵する過程で作り出されるビタミン類も入っているため、普通のおかゆに付加価値がついてくる感じです。
おかゆを食べるより、甘酒を飲んだ方が良い気がしてきました。
発酵食品のすごさを感じます。
生命の神秘。

風邪で食欲がない時にも、甘酒はおすすめです。

甘酒は毎日コツコツ、継続が大事

一度飲んだからといって、急に効果が出るわけではありません。
普段からコツコツと、取り入れていくことが大切です。
甘酒は、砂糖の代わりに卵焼きに入れたり、和え物に使ったりしても美味しいです。
水分が多いので、仕上がりが少し水っぽくなりますが、やさしい甘みでおいしく食べられます。

これから本格的な暑さをむかえます。今年の夏は甘酒で乗り切ってみるのはいかがでしょう?

[記事提供:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」(https://sharedine.me/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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