レタスの驚くべき効果効能
サニーレタス
リーフレタスの中で、葉先が赤褐色のものがサニーレタスです。柔らかい葉なので、サラダやレタス包みなどの料理に向いています。
栄養
サニーレタスは、ビタミンK・葉酸が豊富で、ほかにもビタミンCを含んでいます。
ビタミンCには肌や粘膜の健康維持を助けるだけでなく、抗酸化作用もあります。不足すると、倦怠感や疲労感を感じやすくなります。野菜や果物を食べる量が少ない人はビタミンCが不足しがちですので、野菜ならブロッコリー・ピーマン、果物ならみかん・いちごなどを、ぜひとり入れてみてください。
コスレタス(ロメインレタス)
縦に長く伸びていき、「立ちレタス」とも呼ばれています。苦みがあるのが特徴です。葉の芯が太く、しっかりとしているため、炒め物やおひたしなどに向いています。
栄養
コスレタスには、ビタミンK・葉酸が豊富で、レタスに比べビタミンKは1.9倍、葉酸は1.6倍含まれています。
ビタミンKは、ケガをしたときなどに、自然に血が止まるように血液が固まる働きをしています。
サンチュ
茎が長く成長していき、そこから生えてくる葉がサンチュです。葉をとっても、また茎が伸び新しい葉が生えてきます。葉が柔らかく包みやすいので、焼肉や、韓国料理のサムギョプサルなどで肉と一緒に食べられることが多いです。
栄養
サンチュにはビタミンA・ビタミンK・葉酸が豊富で、特にビタミンAはほかのレタスと比べ、多く含まれています。
ビタミンAは目や、皮膚・粘膜の健康を維持します。不足すると夜盲症や肌の乾燥を引き起こすことがあります。
よく「食物繊維レタス〇個分」という表記を見かけますが、レタスの食物繊維は100gあたり1.1gです。1個300gとすると、1玉食べてやっと3.3gです。食物繊維を摂るためには、レタスだけをたくさん食べる必要はなく、食物繊維を多く含むほかの食材と組み合わせることで、無理なく食べられます。ごぼうやブロッコリー、わかめやきのこ類などがおすすめです。
レタスのおいしい食べ方
レタスのスープ
レタスとお好きな食材を入れて作る野菜スープです。和洋中どのスープベースでもおいしく、カサが減るため一度にたくさん食べられます。鍋料理をするときに、白菜やキャベツの代わりにレタスを使えば、普段とは少し異なる食感と風味を楽しめます。
レタスの浅漬け
サラダ以外の食べ方として、浅漬けもおすすめです。
レタスをちぎって袋に入れ、塩で軽くもんだ後、出てきた水分をきり、塩昆布・レモン汁や酢を入れてしばらく置いたら完成です。ほかにも、めんつゆや白だしとあえておひたし風や、ごま油やオリーブオイルを入れるなど、さまざまなアレンジができます。
サラダやサンドイッチなどの脇役として活用されることが多いレタスですが、生のまま食べるだけでなく、鍋やスープ、チャーハンなどの具材として加熱調理にも使える万能食材です。ぜひ、さまざまな料理にとり入れてみてくださいね。
〈参考・参照〉
食品成分データベース(日本食品標準成分表(八訂) 増補2023年)〈https://fooddb.mext.go.jp/〉
※食品の栄養素は、すべて100gあたりの数値を参照しています。
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2024年09月05日]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【関連記事】まずは3キロ!2週間でダイエットを成功させるための4つの手順
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート」
ダイエットや健康管理に必要な、食事記録・カロリー計算・体重管理・運動記録などがまとめてできる無料アプリ『あすけん』。
食事写真や商品バーコードを “撮るだけ” で簡単にカロリー計算ができ、AI栄養士からあなただけの食事アドバイスが毎日届くので、日々の栄養バランスの改善に役立ちます。