パイナップルの驚くべき効果効能
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甘酸っぱくジューシーなパイナップルは、手ごろな価格で年中手に入れることができます。私たちにとって身近な果物のひとつですが、どんな栄養素が含まれるか気になりますよね。
今回はパイナップルの持つ栄養とその効果、美味しい食べ方をご紹介します。
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パイナップルの栄養と効果
生と缶詰の違い
缶詰のパイナップルは、生のパイナップルをシロップ漬けにして作られます。100gあたりの栄養素の違いは以下の通りです。
エネルギー/炭水化物/カリウム/ビタミンC
生
53kcal/13.7g/150mg/35mg
缶詰
84kcal/20.3g/120mg/7mg
缶詰はシロップ漬けにされるため、エネルギーや炭水化物は生のものより多くなり、ビタミンやミネラルは減ってしまうことがわかります。特にビタミンCは5分の1にまで減ってしまっています。
手軽に食べられる缶詰ですが、カロリーを抑えたい方や、ビタミンやミネラル補給をしたい方は、生のものをおすすめします。
ビタミンC
パイナップルのビタミンCは、バナナの2.2倍、りんごの8.8倍と豊富に含まれています。ビタミンCは、コラーゲンを生成したり、植物性食品からの鉄の吸収を高めたり、さらに免疫機能の働きにも関わるなど、さまざまな働きがあります。
8分の1切れ(約140g)にはビタミンCが49mg含まれ、1日に必要な量の約半分のビタミンCを摂ることができます。
カリウム
パイナップルに豊富に含まれるカリウムには、体内の水分バランスを調整する働きがあり、ナトリウムをカラダの外に出しやすくする作用があります。塩分の摂り過ぎを調節するのに役立ち、血圧を下げたり、むくみを予防したりする効果が期待できます。
ビタミンB1
ビタミンB1は糖質をエネルギーにかえる時に必要な栄養素です。不足すると、倦怠感・食欲不振・手足のしびれが症状の脚気という病気の原因や、疲労感の原因のひとつとなるとされています。糖質を多く摂ると必要量が高まりますが、パイナップルには糖質と一緒にビタミンB1も豊富に含まれるため、効率的に栄養素を摂ることができます。