どんなパワーを秘めている?雑穀の豆知識

タグ: , , 2023/3/27

4.きび
「ももたろう」の中に出てくるきびだんごの原料として良く知られています。表面の黄色い色素は、抗酸化力を持つポリフェノール。甘みがあり冷めてももちもちとした食感があるので、お弁当に向いています。脂質の代謝を促すビタミンB2が多く含まれているので、ダイエット中やオイリー肌で悩む人におすすめです。

5.黒米
黒い色は抗酸化力をもつ「アントシアニン」によるもの。体内で活性酸素が過剰に増えると、細胞や血管を傷つけ、動脈硬化の原因や老化の進行に関係があるといわれていますが、アントシアニンはこの活性酸素の働きを抑える働きがあります。
白米と一緒に炊くとアントシアニンの色素により赤飯のような色合いになります。

6.赤米
日本に稲作が伝わってきた時の米が赤米だといわれています。
食物繊維・マグネシウム・ビタミンB1が豊富。また、赤い色は「プロアントシアニジン」という色素で、活性酸素による肌の老化を防ぐため、美肌効果が期待されています。(※)

7.アマランサス
アンデスで古くから栽培されている穀物。「スーパーグレイン(驚異の雑穀)」とも呼ばれており、タンパク質や脂質・ミネラル・食物繊維がずば抜けて豊富です。
種皮が柔らかく精白せずに食べられるため、栄養を丸ごと摂ることができますが、独特の香りがあるので加減して使う必要があります。





8.キヌア
栄養価がとても高いため、アメリカのNASAが21世紀の主食になると発表し注目を集めたキヌア。低カロリーで、タンパク質・カルシウム・鉄分・食物繊維などの栄養素がギュッと詰まっています。低GI食品で腹持ちも良いため、サラダやスープに利用するとダイエット中の強い味方に。

 いつもの白ご飯を雑穀に変えるだけで、代謝に欠かせないビタミンB群をはじめ、さまざまな栄養素を補給できます。さらに、噛む回数が増えて満腹感を得られやすいためダイエット効果も。自分のお気に入りの雑穀を見つけると、食事がもっと楽しくなりますよ。

【参考・参照】
(※)有賀敏明他,「プロアントシアニジンの機能性解明と開発」, 日本農芸化学会誌 Vol.74 No.1, 2000年, pp.1-8

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[文:あすけん 管理栄養士]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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