40代に入ったら要注意!カラダが硬い人が考えるべき2つのこと
食事に気を使う前にもっと重要な「水」の存在
成人男性のカラダの60%は水が占めている。女性は男性より体脂肪が多いので55%程度と言われる。体内水分と一口に言うが、その内訳はご存知だろうか?例えば、成人男性の体内水分60%は、細胞内液40%、細胞外液20%となっている。
細胞外液20%。これの内訳は、組織間液15%、管内液5%。この管内液というのは、血液やリンパ液、脳脊髄液を指す。そして、細胞内液は読んで字のごとく細胞の中の水分で、人体で最も水を含む組織は何かというと「筋肉」である。
筋肉組織自体が、体重の40%を占め、筋肉中に含まれる水分量は全身の水分量の43%を占める。赤ちゃんのカラダがぷるぷるで柔らかいのは、カラダの水分量が80%を占めるためであり、逆に老人のカラダの水分量は50%まで落ちてしまう。
そして、体内で最も水分量の多い筋肉は、水分摂取が不足すると硬くなってしまうということ。平均的な1日の水分の出入りは2500mlと言われる。尿や便、汗などで出て行ってしまう分はしっかり補給して、水分平衡を保つことはとても大切なこと。
これから冬に向かい汗もかかず脱水もしにくいと思う人が多いが、冬は乾燥してカラダは脱水になりやすいということを頭に入れておいて欲しい。