歯磨きの前or後が正解? 「デンタルフロス」を使うタイミング
[記事提供:Ha・no・ne(ハノネ)~毎日キレイ 歯の本音メディア~(https://ha-no-ne.com/)]
虫歯や歯周病の予防には欠かせない「デンタルフロス」。欧米では歯ブラシとデンタルフロスを併用するのが常識ですが、日本ではまだまだ使わない人もいるのが現状です。そのため、デンタルフロスに関する知識が乏しく、正しい使い方や使用頻度を知らないという方もいるのではないでしょうか。ここでは、デンタルフロスの使用法、使うタイミングや頻度について詳しく解説します。
デンタルフロスが普段のオーラルケアに必要な理由
そもそも、「毎日歯磨きをしているのに、どうしてデンタルフロスが必要なの?」と思う方もいるかもしれません。しかし、歯ブラシのブラッシングだけでは、歯と歯の間は十分に磨くことができません。虫歯や歯周病の原因となる歯垢(プラーク)や食べかすが歯間に残ってしまいます。
デンタルフロスなら、歯ブラシでは届かない歯と歯のすき間にもしっかりと入り込みます。そして、歯間の食べかすや歯の側面にこびりついたプラークを絡め取ることができるのです。
ライオン歯科衛生研究所の公式ホームページによると、歯磨きだけでは歯と歯の間の歯垢を58%しか除去できないのに対し、デンタルフロスを併用すると、歯垢の除去率は86%まで上昇するとのこと。歯間の虫歯や歯周病を予防したいなら、ぜひ日々のオーラルケアにデンタルフロスを取り入れましょう。