【スポーツメンタル】「賞金」がメンタルを左右する?
[文:スポーツメンタルコーチ鈴木颯人のメンタルコラム(https://re-departure.com/index.aspx)]
ここ最近、賞金を頂ける競技の選手からコーチング依頼が増えてます。
競艇、競輪、騎手など公営競技の方からの依頼が増えてます。
コロナ禍になってからポツポツとお問い合わせが。
そんな自分の力次第で年収が決まる…来年はどうなるか?
結果を出しても、怪我したら無収入…
そんな目に見えないプレッシャーと戦う競技のアスリート達と接してます。
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そんなプレッシャーが凄い選手にとってある意味では賞金がとっても大事になってきます。
そしてその賞金が1番のモチベーションになったりする人もいます。
しかし、この賞金がネックになることがあります。
その理由の一つに、賞金を目標にすることで気持ちのブレが生まれるからです。
それを、一喜一憂という言葉で表せます。
例えば、年末年始のお年玉。
皆さんも何度も何度も貰った経験があると思います。
そこで、初めて貰ったお年玉はいつだったか覚えてますか?
私は物心がついた頃だったので小学校低学年の頃に貰いました。
お婆ちゃんに貰ったのを覚えてます。
大きな額では無かったのですが千円札を見て興奮したのを覚えています。
いつもお小遣いで硬貨を少し貰う程度。
お札を知っていても手に入れる方法は知りません。
そんな私がお年玉で初めてお札をゲットするわけです。
親戚が集まる場所になると、なぜかお年玉を貰えるのです。
すると、年末年始は田舎にいきたい…より多くの大人が集まる場所に…
そんな疾しい気持ちを抱くようになります。
そしてお年玉の額を数えては一喜一憂するのです。
なんなら、妹や親戚の同年代に比べ少しでも差があると物凄く残念な気持ちになるのです…笑
昔は千円札で発狂していたのに、歳を重ねるごとに満足しなくなるのです。
怖い話ですよね…笑