全てのスポーツマン必見!辻褄の合わない信念はモチベーションを下げる?
[文:スポーツメンタルコーチ鈴木颯人のメンタルコラム(https://re-departure.com/index.aspx)]
スポーツ指導者やスポーツ選手、アスリートにとって「モチベーション」は悩みを抱えることの多い課題ではないでしょうか。今回は海外の論文をベースに綴っていきたいと思います。
特に、
「選手のモチベーションがなかなか上がらない」
「最初はやる気に満ち溢れていたのになかなか続かない」
といった悩みを抱えている方も多いと思います。
そこでこの記事では、ある論文を参考にモチベーションとモチベーションを保つための「信念」における関係を解説します。
スポーツマンはもちろん、仕事や自己研鑽など日常的な目標の達成にも役立つ知識であるため、モチベーションの維持・向上に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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モチベーションとは
モチベーションとは、物事を行う際の「動機付け」や「やる気」、「動機」のことです。数字や見た目で表現することが難しく、常に安定するものではないことから多くのスポーツマンが一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
また、自身の気持ちの持ちようだけでなく、周囲の人間関係も影響するため維持や向上といった管理を困難に感じる方も多いです。
モチベーションには「内発的なもの」と「外発的なもの」が存在する
モチベーションには、自身の興味や関心から生まれる「内発的動機付け」と報酬や懲罰など他人からの働きかけによって生まれる「外発的動機付け」があります。
内発的動機付けは、自発的な行動を起こしやすく高い集中力や行動力を発揮することが多い点が特徴です。外発的動機付けは、罰や評価など働きかけがわかりやすく指導しやすい反面、価値や貢献度が感じにくくなるというデメリットも存在しす。