飲食店常駐の管理栄養士という仕事 キッカケとやりがい

タグ: , 2018/8/23

 前回は、「鹿屋アスリート食堂」という店舗の紹介が多かったが、後編は店舗に常駐する管理栄養士・菊地奈々子さんに食材選び、そして管理栄養士になったキッカケ、やりがいについて伺った。

この価格は…、結構頑張っています(笑)


― これだけの定食で相当安くないですか?

 ご飯の量を選んで頂き、そこで料金が決まります。例えば普通盛りの場合はどのおかずを選んでも、一汁一飯三主菜で税込970円です。

 この価格は…、結構頑張っています(笑)
 夜も金額は変わらず、お酒を頼まなければほぼ同じ金額です。

 安い秘密は、野菜は旬の物を選ぶことで価格を抑えられます。旬の食材は、美味しいですし、値段も比較的安い傾向があります。

 価格が変動の少ない食材を選びますが、時にギリギリの時もあります。そこは、八百屋さんに相談しながら、良い物を選んでいます。例えば、レタスと比べてサニーレタスが安ければ、サニーレタスを選ぶこともあります。気候、台風、地震などで変更せざるをえないこともありますが、できるだけ柔軟に対応できるようにしています。

どういったスポーツをされていたのですか?

 私自身スポーツは中学校までバドミントン、高校からは水泳部のマネージャーでした。その頃は栄養士になろうと思っていませんでしたが、食事には興味があり、家政が学びたいと入学した大学は、とても厳しい管理栄養士を取るコースでした。もちろん楽しかったですが、管理栄養士になろうと思ったのは、資格取得しなければ希望の職場で働けないと感じたからです。

・合わせて読みたい→
じつはアスリートよりオフィスワーカーが通う  一汁一飯三主菜の鹿屋アスリート食堂(https://cocokara-next.com/food_and_diet/kanoya-athlete-restaurant-interview/)

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