NPBでも「現役ドラフト」⁉「他球団なら出番があるのに」と言う選手の活路に MLBの「ルール5ドラフト」とは?

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「他球団なら出番があるのに」と言う選手の活路に

 NPBの場合、高卒選手は国内FA権を取得するまでに8シーズンがかかる。そのFA権も、1軍登録日数が条件とされているため、2軍でチャンスに恵まれない若手はいつまでも手にすることができない。日本プロ野球選手会は期限付移籍制度も含め、移籍の活性化を数年来求め続けており、球界人的資源の有効活用を訴えている。

 例えば同じポジションのレギュラーで「1軍に○○がいるから…」とチーム事情がかみ合わず、「他球団なら出番があるのに」とファンが嘆息する2軍の若手選手。野球ファンなら一度はそんな会話で盛り上がった経験があるのでは。彼らを救済し、チャンスを与えようという制度となる。

 今回代表として出席した秋山、丸の2人はバリバリのレギュラーで、現役ドラフトが実施されてもその対象となるような選手ではない。そんな2人がこうして表に立ったのも、世間の注目を集めてNPBとの交渉進展に少しでもつなげたい狙いが透けて見える。

 事態が動かない現状打破へ、一つの契機となるか。日本プロ野球選手会としても現役ドラフト実現へ、より本腰を入れていくというところだろう。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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