時間の流れがますます速くなる2020年 その原因と対処法
[記事提供:一悟術|自分を縛りつけているものから解放され、思い描いた人生を生きる道(https://www.ichigojyutsu.com/)]
令和2年が明けたと思ったら、もう4月です。
なにか異様に時間が速く過ぎ去る気がしませんか?
「一月往ぬ、二月逃げる、三月去る」とはよく言ったもので、年が明けて3月まではあっという間の感覚は昔の人にもあったようです。
とはいえ、この1、2年、特に、昨年後半からの時間の経過は、これまでとは明らかに違っている気がします。
でも、1秒は1秒だし、1日は1日のはず。
だから、やっぱり気のせい? 気持ちの問題?
と、釈然としないまま、気がつくとまた日が経って焦ることの繰り返しかもしれません。
そこで、どうしてそう感じるのかという個人的な仮説と、それに基づく対処法を書いてみます。
1.時間はない
スピリチュアルの世界では、よく時間はないと言われたりします。
人により理解はさまざまでしょうが、過去、現在、未来は同時に存在するという言い方もされます。
私もそんなふうに捉えています。
意識という乗り物で、同時に存在する世界にそれぞれある自分の肉体をジャンプして移動していくようなイメージです。
その世界は、地球の場合、因果関係という糸でお互いに割りとしっかりつながっています。
なので、原因と結果の結びつきがはっきりしていて、その経験が現実は変わりにくいという意識を生み、また現実を強固にするというように循環しています。
この移動の順番で、現在いる世界からみて前の世界を過去、後の世界を未来と呼びます。
例えるなら遊園地のアトラクション
割とわかりやすいかなと思える例えとして、遊園地のアトラクションで、乗り物に乗り小間の展示をみて回るタイプのものがあります。
ディズニーランドでいえば、カリブの海賊、イッツ・ア・スモールワールド、ホーンテッドマンションみたいなやつです。
本当は一つずつの小間は小規模の方がぴったりくる感じですが、有名なものがないので。
小間の壁には時計が掛かっていて、今の小間(A)が12時00分00秒だとすると、次の小間は12時00分01秒、その次が(B)02秒、、、という感じです。
実際には、1秒に1つどころか、膨大な数があり、高速で移動しているから、ずっと存在しているように意識されています。
蛍光灯が実際は点滅しているのはご存知だと思いますが、あれも高速だから人間にはずっと点いているように感じられますね。
この世界も同じように、そんな感じで生成と消滅を繰り返しているという宗教だか哲学の考え方もあったと思います。
私たちの顕在意識は、その世界しか認識できない仕組みですから、時間を知る際は、その世界にある時計だけが頼りです。
ということで、小間(A)から小間(B)まで移動すると2秒経ったと認識します。
ここで、乗り物のスピードをたとえば2倍にしたらどうでしょう。
同じ小間の数を体験するのにかかる時間(小間の中の時間ではなく外の時間(いわば神の時間))は半分で済みます。
けれど、同じ小間の数なので、小間にある時計では同じ時間経過したようにしか思えません。
これと同じことが現実の世界で起きているのではないかと思うのです。
神の時間では乗り物のスピードが上がった分、多くの小間を体験しているわけですが、顕在意識的にはあくまで同じ時間経過に思えます。
顕在意識は小間の仕切りで制限されているためですが、これに対し、潜在意識は自分が乗り物に乗っていることやそのスピードをわかっています。
両者の感じの違いを、私たちが違和感として感じているように思います。
2.時間の流れが速くなった原因
もしそうだとして、なぜ「乗り物」の速度が変化したのでしょうか。
たしかなことはもちろんわかりませんが、ひとつには、科学技術の発達により大量の情報が行き交うようになったことが影響しているという説を聞いたことがあります。
江戸時代に地方で暮らす人と、現代の東京に住む人が一定期間に浴びる情報量を比較すると、想像できないほどの差があると思います。
江戸時代なら、京都で起きたことが江戸に届くまで何日もかかりました。のんびりしたものです。
いまや通信の発達で地球の裏側の情報が瞬時に届きますし、数十時間で現地に行けてしまいます。
そして扱う情報の量も紙に筆で書いていた時代とは比較になりません。
人の意識のなかでの情報処理も高速化を迫られるわけで、「乗り物」の高速化と何らかの関係があるのかもしれません。
もう一つは、創造主や神が存在するとして、その意図が影響していることも考えられます。
あるいは、宇宙法則のようなものがあるとして、人の行動の結果として起きたのかもしれません。
そうなると、たとえば地球環境の破壊やエゴの増大など人類の生き方に対する何らかのメッセージかもしれません。
いずれにしても、この変化が一時的なものにはならないかもしれません。
5Gによる通信、気象変動の頻発など、推測される原因の元となる基本的な条件に変化はないからです。