部下をうつや不安に陥れるコミュニケーションパターン【その2】

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【熱中多忙型】
「なんとかしなきゃ、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と、熱心なのはいいのですが、あれこれと手を出しすぎてしまうタイプです。

極端に「熱中多忙型」のコミュニケーションをとる人は、考えにまとまりがな、怒りっぽく、自己陶酔的、場当たり的で、協調性がないなどの傾向があります。熱中するあまり、自分の考えを他人に押し付ける傾向が出てくることがあります。そのような場合、自分の熱中しているものに興味を示さない人達を、過激に攻撃するようにもなります。部下としては、方針がころころ変わるし、それに意見を述べれば攻撃されるしで、たまったものではありません。

【自己中心闘争型】
他人に対して、闘争的攻撃的で、「だいたい、お前は、なんでそんなこと気づかなかったんだ!」といったコミュニケーションスタイルを繰り返すタイプです。

極端に「自己中心闘争型」のコミュニケーションをとる人は、常にケンカ腰で、柔軟性がなく、人を人とも思わず、自己中心的で、猜疑心が強い傾向があります。彼らは、周りを仕切ろうとする傾向が強いと言えます。追い込まれると、最初のうちは、強烈に周りの人たちに対し対抗姿勢を示しますが、事態が好転しない場合、人の考え方や価値観に対し軽蔑的になり、アウトサイダーになっていくこともあります。基本的に攻撃的ですから、部下の間では、恐怖心が蔓延していきます。

【ことなかれ型】
平和主義者なのですが、争いごとを嫌うあまり決断をせず、「そんなの、勝手にやってよ」、「どちらでもけっこうです」といった発言が多いタイプです。

極端に「ことなかれ主義型」コミュニケーションをする人は、面倒くさがりで怠け者、現実逃避的ですが、実は負けるのが嫌いな意地っ張りなどの傾向があります。争いごとを嫌うため、「No」と言えず、その結果、事なかれ主義になり、場合によっては、現実の世界から撤退し、自分がしていることに心が入らないといった怠惰な状態に陥ります。こうした上司は、困った場合にもたよりにならず、その結果、部下は不安になっていきます。

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

[記事提供:カウンセリングのハートコンシェルジュ(株)(https://www.heartc.com/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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部下をうつや不安に陥れるコミュニケーションパターン【その1】(https://cocokara-next.com/stress/anxiety-communication-patterns-01/)

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