部下をうつや不安に陥れるコミュニケーションパターン【その3】
【アウトサイダー型】の人は、常に他人と自分を比較している自分に気づくことです。その結果、創造的で、感受性豊かで、洞察力が鋭く、人を忍耐強く支える傾向が生かされるようになります。
【知識偏重型】の人は、自分を心の内側でいつも論評していることに気づくことです。そうすれば、分析力に優れ、聡明で、忍耐力があり、冷静沈着な傾向が生かされるようになります。
【不安逆ぎれ型】の人は、自分の中にある不安に気づき、「・・すべき」よりも「・・したい」という気持ちを大切にするとよいでしょう。そうすれば、温かく、誠実で、洞察力に優れ、責任感のある傾向が生かされるようになります。
【熱中多忙型】の人は、スピードを落とし、ゆったりした気分になる必要があります。その結果、発想力に富み、明るく楽天的で、集中力があり、好奇心が旺盛な傾向が生かされるようになります。
【自己中心闘争型】の人は、実は、感じやすく傷つきやすい部分を持っている事に気づくことです。そうすれば、パワーにあふれていて、正義を重んじ、勇気があり、面倒見がよい傾向が生かされるようになりまります。
【ことなかれ型】の人は、自分の能力を低く見がちであるということに気づき、受け入れられないものには、「No」と言ってみることです。そうすれば、穏やかで寛大で、人の気持ちを理解し、偏見をもたない、忍耐力があり、飾らず自然な傾向が生かされるようになります。
創造的コミュニケーションができる環境を実現するためには、ひとりひとりが自分のコミュニケーションパターンの特徴に気づくことと、なによりも、メンバーが、個人個人の意見の違いやコミュニケーションパターンの違いに対し、寛容になることでしょう。
向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)
[記事提供:カウンセリングのハートコンシェルジュ(株)(https://www.heartc.com/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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部下をうつや不安に陥れるコミュニケーションパターン【その1】(https://cocokara-next.com/stress/anxiety-communication-patterns-01/)