職場を活性化するにはどうしたらよいか?強すぎるグループ規範の影響について
[記事提供:カウンセリングのハートコンシェルジュ(株)(https://www.heartc.com/)]
企業の方々から、職場を活性化するにはどうしたらよいかというお話を聞きます。
具体的には、「活気があり、意見が言いやすく、創造性が発揮できる職場環境を作るにはどうしたらよいか」ということに集約されるかと思います。
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まず、うまく機能しているグループは、メンバーそれぞれの考え方の違いを尊重し、反対意見も許される雰囲気があるので、個人が意見やアイデアを出しやすい環境となりますが、うまく機能していないグループにおいては、その反対で、柔軟性がなく、反論が許されない雰囲気があり、個人が意見やアイデアを出しにくい環境であると言えるでしょう。
【うまく機能していないグループ】の要因はさまざまありますが、今週は、その中で「強すぎるグループ規範」と「カテゴリーエラー」についてお話して、自由な発想が出やすいコミニケーションスタイルについてお話したいと思います。
グループ規範とは、「メンバーが一定の様式で行動し、一定の態度を所有するように働きかける無意識的な集団圧力」と定義されます。グループ規範は、それが適切なレベルであれば、メンバーの結束力を高め、グループがひとつの方向に進むときに効率的に作用します。