若者に蔓延している「SNSうつ」とは
[文:ツナグ働き方研究所(https://tsuna-ken.com/)]
いつの世もオトナたちにとって「最近の若いやつ」はよくわからないものですが、近年ますます若者の採用やマネジメントは難しくなっています。
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最近、「SNSうつ」というのが蔓延しているそうです。
SNSに投稿される、友達の幸せそうな姿や、楽しそうな活動――いわゆる「リア充」ぶりを見て、「それに比べて自分はなんてダメなんだ」とネガティブな気持ちになってしまうのです。
SNSはまさに「人生を楽しんでいます」報告の宝庫です。もちろん、誰だって退屈な時間くらいあるのですが、そういう投稿はほぼされません。目の当たりにするのは、友達の楽しい瞬間ばかり。それが次々と投稿されるので、相対的に自分はつまらない人間だと思い込んでしまいます。まさに人工衛星からの電波を捉えて相対的に自分の現在位置を把握するGPSのよう。自分の置かれた境遇や充実度、あるいは幸福度のようなものを、他人と比較してしまうのです。
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