5年以内の死亡率が50%!?「骨卒中」をご存知ですか?

タグ: , , , , 2020/2/10

人生を左右する「骨貯金」

 小中学生の運動機能の低下により、「跳び箱に手を付いて骨折」「つまづいて転倒して骨折」「和式トイレでかがめない」といった驚くべきことが起きています。また、骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、立つ、歩くといった機能が低下するロコモティブシンドローム(通称、ロコモ)が子どもにも起きていて、「子どものロコモ」「子どもの老化」という言葉まで聞くようになりました。また、骨量(骨の密度)は20歳をピークに低下していくとも言われています。

このように「骨」は、高齢者だけでなく、子どもたちにとっても重要な問題になっていることが分かります。健康寿命を延ばすためにも、子どもの頃から骨を鍛え、骨量を増やし、その後も骨量が減らないように努力する「骨貯金」をご紹介します。骨を鍛えることは、健康効果を高めることはもちろん、アンチエイジング効果やダイエット効果もあると言われています。

「骨たたき」で骨貯金

 牛乳やサプリメントを摂るだけでは、骨を強くすることはできません。そこで、骨の専門家に、骨を鍛える方法のひとつを教えていただきました。

■ 骨たたき

「骨たたき」で骨に刺激を与えると、骨をつくる細胞が元気に働き、丈夫な骨が作られます。テレビを見ながら、ちょっとした休憩時間にもできる簡単な方法です。ぜひ、日常に取り入れてみてください。他にも、日光浴や、ビタミンやコラーゲンを摂ることもおすすめです。

―参照―
「医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき」
出版:アスコム
著者:光伸メディカルクリニック院長 医学博士 中村光伸

[記事提供:医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

・今すぐ読みたい→
骨粗鬆症対策やダイエットにも!チーズがもつ栄養効果(https://cocokara-next.com/food_and_diet/nutrition-effect-of-cheese-has/)

光伸メディカルクリニック院長 医学博士 中村光伸(なかむら こうしん)

中村 光伸

整形外科医の知見から、骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨トレーニングを提唱する骨の専門家。

近年、注目を集める若返りホルモン「オステオカルシン」の研究を進め、骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。

整形外科から美容外科、美容皮膚科、リハビリテーション科まで幅広く診療し、若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家として「ソレダメ!」(テレビ東京)などのメディアにも多数出演。

日本整形外科学会認定医。日本体育協会公認スポーツドクター。日本抗加齢学会認定医。

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