安倍元首相を揶揄で炎上 「朝日川柳」は何が問題だったのか

タグ: 2022/7/28

 全国、いや世界中に衝撃をもたらした安倍晋三元首相の銃撃事件。ショッキングな事件の波紋は今もなお、続いています。そんな中、朝日新聞社の対応に疑問の声が上がっています。

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 批判が集中しているのは「朝日川柳」の7月15日、16日付です。この二日間にわたって、安倍元首相を揶揄するような内容ばかりが選出され、「死人に鞭打つとは、それでも報道機関のすることか」との声がSNS上にあふれているのです。

 メディア関係者は言います。

 「15日は掲載された6本中4本が安倍元首相を揶揄する内容。16日は全てがそのような内容で、安倍元首相を支持する保守派勢力だけでなく、一般の人々も『それはないだろ』という話になりました。新聞では、オピニオン欄において、社論に近い投稿が採用されやすい傾向は確かにありますが、これはあまりにあからさま過ぎます」

 別の一般紙記者もこう言うのです。

 「15日の紙面には『銃弾が全て闇へと葬るか』という句が採用されていますが、そもそも闇へと葬らせることなく、しっかりとファクトベースで調査を進めて、功罪を検証するのは、朝日新聞の仕事であり、使命であるべきです。それを放棄して、『銃弾が~』なんて川柳を紙面に載せているのですから、開いた口がふさがりませんよ」

 それでは一番、何が問題なのか。前述のメディア関係者は、こう語気を強めるのです。

 「『朝日川柳』と銘打たれているのに、川柳としてのクオリティーが著しく低い。つまらないんです。つまらないのに、『反安倍』だからって、ゲタを履かせて採用しているとしか思えません。特定のイデオロギーに引っ張られることなく、川柳としていかに優れているか、読者の心に響き、膝を打つような作品かどうかを判断基準として選んで欲しいと思いますね」

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