2島どころかゼロ返還…完全破綻した「外交の安倍」とプーチンの思惑
「私たちの世代で、私たちの手で終止符を打たなければならない」
安倍首相がロシアのプーチン大統領にこう呼びかけ、2年前に始まった北方領土返還交渉は1ミリも動かないままだ。プーチン大統領から共同経済活動の名目でカネをむしり取られた揚げ句、領土交渉を棚上げした平和条約締結を迫られ、右往左往している。
雲行きは極めて怪しい
年明けに本格化する平和条約交渉はどう進むのか。露払いとして実務者を担当する河野外相がまず訪ロし、ラブロフ外相と協議。その後安倍首相がモスクワを訪れ、1月21日に25回目の日ロ首脳会談が行われる見通しだが、雲行きは極めて怪しい。
「もともとプーチン大統領は1島も返還するつもりはありません。ロシアの世論も領土返還を求めていない。にもかかわらず、平和条約締結を持ち出したのは、交渉を長引かせ、その間にさらなる経済協力を引き出そうとの思惑からです。平和条約の前提として1956年の日ソ共同宣言を持ち出したことでも、返還の意思がない事はハッキリしています」(日ロ外交事情通)
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