「五輪中止」を社説でうたう朝日新聞が夏の甲子園開催に突き進む理由とは

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 社説の中では「当初から不安視されてきた酷暑対策との両立も容易な話ではない」と書かれていましたが、これについても「じゃあ夏の高校野球はどうなの?」との声が上がるのは当然です。

 「暑さ対策がしっかりととられる甲子園大会に比べて、熱中症の危険が特に高いのは地方大会です。甲子園切符を懸けた決勝を中継するNHKでは、あまりの猛暑に『運動は原則中止』とのテロップが表示される中で、試合の模様が放映されるという笑えない事態も例年起きています」(スポーツ紙記者)

 感染拡大防止や酷暑の中での健康面を考えれば、問題は山積みですが、朝日新聞が夏の甲子園開催に疑問を抱くことは絶対にないと、前述のメディア関係者は断言します。

 「ただでさえ部数減に歯止めがかからない現在、高校野球は安定した読者ニーズが見込める優良コンテンツ。若手記者は高校野球を通じて取材のノウハウや原稿の書き方を学ぶこともあり、社内では単なるスポーツ競技に止まらない、社員の思い入れが強い神格化されたジャンルとも言えますからね。とにかくやる、いう意味では、五輪に突き進む菅総理も、甲子園大会に突き進む朝日新聞社も、大して違いはないように見えます」

 私たちの願いはただ一つ。

 両大会が「安心・安全」でフィナーレを迎えますように。






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