新人合同自主トレ前日に捻挫、血行障害、トライアウトで不整脈…波乱万丈の野球人生

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 「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回はヤクルトを退団した久古健太郎投手についてお話させて頂きます。

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トライアウトは「プロ野球選手の墓場」ではない(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/tryout-is-not-a-graveyard-of-professional-baseball-players/)


 私がヤクルトのコンディショニングコーディネーターとして在籍していた時に、久古投手と携わりました。たくさんの思い出がありますが個性的な選手でした。新人合同自主トレの前日に、自主練中に捻挫した状態からスタート。沖縄出身の濃い顔なのですが、「沖縄!」と声をかけられると「東京です」と真顔で返したり。久古投手がいるとその場がギスギスしない。愛され、いじられキャラ以上の存在として先輩、後輩から慕われるチームの潤滑油でした。かくいうトレーニングを指導する側の私も彼のおかげで救われる時が多くありました。

 ヤクルトでプレーした期間は8年間と決して長くなかったですが、その輝きは強烈でした。左のサイドハンドから145キロの直球は球速以上にキレがあるように感じられました。入団1年目の11年は8月末までチームが首位を走っていましたが、久古投手は当時セリーグ新人記録の21試合連続無失点をマーク。52試合登板で5勝2敗1セーブ20ホールドと奮闘し、救援陣に不可欠な存在でした。当時巨人でプレーしていた小笠原選手を直球で空振り三振に仕留めたときは凄いなと思いましたね。その後は血行障害の手術を経て、15年も左のワンポイントでリーグ優勝に貢献しました。

 今年限りで退団し、参加した12球団合同トライアウトでは不整脈の症状が出てマウンドにしゃがみ込んでしまったと聞きました。心配になりましたが再びマウンドに上がると、左打者2人をきっちり抑えました。変則左腕として貴重な存在だし、まだまだプロの世界でできると思います。個性的な性格で新天地にもすぐに溶け込むでしょうし、まだまだマウンドで投げている姿が見られることを心から願っています。

[文/構成:ココカラネクスト編集部 平尾類]

高橋 純一(たかはし・じゅんいち)

高橋 純一

MLBサンディエゴパドレスで通訳兼コンディショニング補佐を務めた後、千葉ロッテマリーンズ、ヤクルトスワローズ、DeNAベイスターズファーム等でチーフトレーナーとして活動。17年より独立。幅広いストレングス&コンディショニング領域をアレンジ、シンプル化させ、「俺、最高。」「やってみるをかなえる。」をキーワードに老若男女問わず、自分の肉体の可能性を高め、向上していくサポートを行う。コーポレートコンディショニングという企業のトレーニング意識を変えるコーチングも担う。

J.T. STRENGTH & CONDITIONING コーポレートサイト(http://www.jt-sc.com)

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