産後太りの3大原因とは?正しい解消法を解説します
産後太りが起こる原因は、出産による骨盤のゆがみを含め、大きく分けて3つあります。
せめて妊娠前の体重に戻したい…とお悩みの方へ、産後太りを解消するにはどうすれば良いのか?正しい食事方法は?など、産後太りのその3つの原因と共に、疑問を解決していきます!
産後太りの3大原因とは
まずは、産後に太りが起こってしまう3大原因について解説します。ほぼすべての妊婦が産後に太ってしまう原因はこの3つです。
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筋肉量が減ったこと
妊娠中は妊娠前に比べて、赤ちゃんの栄養や赤ちゃんを守るための脂肪をつけるために、当然体重は増えます。
人の肥満度を表す体格指数であるBMIが妊娠前で「18.5 以上かつ 25.0 kg/m2 未満」の人の場合は、約10~15キロ程度体重が増えてしまいます。
しかし、妊娠中は安静を強いられることが多いうえ、さらにお腹が大きくなるにつれて行動範囲は狭くなってしまいがちです。こういった理由で妊娠前の生活と比べて体を動かす頻度が落ちて運動不足になり、筋肉量が減ってしまうのです。
筋肉量が減ってしまうと、筋肉で行われていた基礎代謝の量も減ってしまい、1日に消費できるカロリーもどんどんと減ってしまいます。
妊娠によって、体重が増えてしまっているにも関わらず、1日の消費カロリーは妊娠前より少なくなっているのです。この状態では当然脂肪がつきやすく、また痩せにくい体になってしまっています。
これが、産後太りの1つ目の原因です。
参考)厚生労働省/1ページ目「2─3.妊娠期の適正体重増加量」に記載あり
参考)自然堂整骨院
ホルモンの影響による骨盤のゆがみ
産後太りの2つ目の原因は、骨盤のゆがみです。
出産のために妊婦の体はリラキシンというホルモンの分泌よって、骨盤がゆるんでいきます。骨盤がゆるんだ状態は骨盤周辺の筋肉に負担がかかり、徐々に骨盤がゆがんできます。
骨盤がゆがむと骨盤の上にある内臓が本来の場所より下へ落ち、内臓機能や血流の低下を招いてしまいます。
そして、内臓機能の低下は内臓で行われる基礎代謝量の低下へとつながってしまい、脂肪がつきやすく痩せにくい体になってしまうのです。
また、骨盤のゆがみは体全体のバランスのゆがみであり、そのバランスを取るために下半身に余計な脂肪を蓄えてしまうことにもなります。
骨盤は出産のために必ずゆるみ、ゆがんでしまいます。産後太りを解消するには、この骨盤のゆがみを元に戻すことが重要なポイントとなるのです。
参考)うのはな整骨院