「イカサマはしていない!」大谷翔平を“完全攻略”したヤンキース打線への憶測を米記者が一蹴!「オオタニの何かを掴んだようだ」
3本塁打を浴びてノックアウトされた大谷。ヤンキースは「何か」を掴んだのだろうか。(C)Getty Images
ヤンキース打線の“異常”なデータに、ファンの間で憶測が飛び交っている。
現地時間6月2日(日本時間3日)、ヤンキー・スタジアムで行われたロサンゼルス・エンゼルス対ニューヨーク・ヤンキース戦に大谷翔平は先発投手として出場した。相手の先頭打者にいきなりホームランを浴びるなど初回から苦しみ、3回にはア・リーグ本塁打争いを独走するアーロン・ジャッジに19号ソロ本塁打を許すなど、計3発のアーチを献上した。
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この日の登板前まで、大谷の空振り率はメジャー先発投手の中で3位の35.9%であったが、今日のヤンキース打線は41スイング中、空振りがわずか3つで、空振り率は6.7%と驚異的な数字を記録した。大谷の“完全攻略”に成功したとも言えるヤンキース打線に、ファンの間では「おかしい」「イカサマだ」といった憶測が飛び交っている。
米スポーツ専門局『FOXスポーツ』アナリストのベン・バーランダー氏は、「ヤンキースはショウヘイ・オオタニの何かを掴んだようだ。オオタニは他のどの投手よりも、空振り率が高いが、今日は揺さぶったり、振らせたりすることがなかった」とコメントし、続けて「私はこれをはっきりさせたい。チームは相手投手に対して懸命に対策をするが、それは簡単なことではない。多くの準備が必要なのだ。ヤンキースはイカサマをしていない。彼らはゲームのあらゆる面で優れている」と投稿。ヤンキースの“サイン盗み”疑惑を一蹴し、大谷に対して見事な対応を見せた相手打線を称えた。
前回登板では3敗目を喫したものの、10奪三振と多くの空振りを奪っていた大谷。それに対してヤンキースは相当な研究と対策をしてきたようだ。次回は大谷がヤンキース打線を封じ込める姿に期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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