原巨人 正捕手争いに「異変」あり 大城抹消で注目集める「あの起用」とは

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 巨人・大城卓三捕手(29)が2日、登録抹消となった。大城は今季ここまで44試合に出場し、打率・221、2本塁打、11打点。5月は打率・175と打撃不振にあえいでおり、状態が心配されていた。代わって高卒3年目、山瀬慎之助捕手(21)が1軍に昇格した。

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 原監督は大城の状態について「下半身がスローイングにおいてもバッティングにおいても弱っている。少しミニキャンプをやる。元気な姿で戻ってくることを期待している」とコメント。大城にとってはプロ5年目にして、初の不振で二軍落ちとなった。

 一方、大城がファームに降格となったことで、俄然注目が増すのが、チームの正捕手争いだ。今季、ここまで主戦捕手を務めた大城が脱落したことで、まず存在感を発揮したのはベテラン、小林だった。

 2日のソフトバンク戦(東京ドーム)に開幕戦以来となる、エース・菅野とバッテリーを組み、8回5安打無失点。ハーラートップとなる6勝目をあげ、強力ソフトバンク打線の封じ込めに成功した。

 相手打線の状態を見極め、内角を効果的に使う緩急自在のリードには「僕の良さを一番理解してくれている」と菅野も感謝の言葉を惜しまない。「スガコバ」バッテリー復活に本拠地、東京ドームのファンも大喜びだった。





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