なんでも逆算して決める~年間361日飲む元プロ野球選手 緒方耕一
飲む量も、飲む時間帯も翌日の予定や仕事によって逆算
現役のときに2度の盗塁王を獲得した元プロ野球選手の緒方さん。
現在は、野球評論家、野球解説者としてテレビやラジオで活躍し、「マイクを持った盗塁王」という名で親しまれている。
普段の生活では、仕事は仕事、プライベートはプライベートとハッキリ分けるのが信条。人間が好きだが、1人の時間が好きで、とにかく家が好き。メディアの仕事をしていたり、野球選手との交流をしていたりが仕事の一部であるから、飲み会や食事に誘われることも多いが、「基本的には行かない」と言う。「家での晩酌が一番落ち着くから」だそうだ。 焼酎が有名な熊本出身ということもあって、お酒が大好き。
「365日中361日くらい飲みますね。よっぽど体調が悪い時以外は。休みの日は、家でだいたい17時くらいから飲み始めています。お笑い番組などでガッハッハ笑いながら。」
ただし、飲む量はきちんと決めている。ビール500mlを1本、焼酎の水割りはグラス3杯くらい。ワインを飲む時は、同じくビールから始まり、グラス3,4杯、その後、焼酎の水割りを2杯くらいにしている。
二日酔いも年に数回はあるが、夕方から始めて、21時には飲み終えていて、23時に寝たとして、朝9時まで寝られるので、しっかり睡眠時間が取れている。おかげで、身体に残ることも少ないそう。
「こういった飲む量も、飲む時間帯も、明日の予定や仕事によって逆算しています。なんでも逆算して決めることにしていますね。それは、現役のときから変わりません。もしかしたら、プロ野球選手だけでなく、ビジネスマンにも言えることじゃないですかね。」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
〔文/構成:ココカラネクスト編集部〕
緒方耕一 (おがた・こういち)
1968年生まれ、熊本県熊本市出身。
読売ジャイアンツでプレーし、2度の盗塁王に輝く。
1998年に現役を引退し、その後は野球解説者として活躍中。