「投手根尾」が盛り上がるほど、批判が強まる中日立浪監督の迷走采配
監督就任1年目の経験不足を差し引いても、打つ手打つ手が空回りしている印象だ。正遊撃手の京田が打撃不振に陥ったときは「戦う顔をしていない」と2軍に強制送還し、物議を醸した。14年シーズンを最後に遊撃守備についていなかった高橋周を遊撃で起用すると、敗戦につながる失策を犯した。
また極度の不振が続く福留を代打起用し続け、23打数1安打。結果の出ないベテラン重用も疑問視されることに。5月には、打撃コーチの1軍の中村紀洋氏と、2軍の波留敏夫氏を突然配置転換したが、得点数はリーグワーストと打線が上向く気配もない。
裏目続きの采配が、中日ファンの怒りを買っている立浪監督。投打に才能ある根尾のあらゆる可能性を模索したであろう投手転向が、吉と出るか、凶と出るか。注目度の高い根尾の結果次第では、責任問題に発展するかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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