「そこの差は大きい」最下位中日と首位阪神の差はどこにあるのか レジェンドOBが徹底解説

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 さらに中村氏は「中日のバッターはそこでボール球を振らされて三振、そこの差が大きい」とフルカウントからの対応力が勝敗の差を分けているとした。

 実際に阪神と中日ではチーム打率(阪神・237、中日・240)、チーム防御率(阪神・2・80、中日・2・93)チーム本塁打(阪神・40本、中日・38本=すべて14日現在)など主要な数字でそこまで大きな差は開いていない。

 ではどうしてここまで順位で差をつけられているかといえば、フルカウントからの対応力含め、しっかり四球を選ぶなど好球必打を各自が徹底できているとして、「タイガースは岡田監督もそうですが、選手自身がある程度野球をしっかり把握できているということですよね」(川上氏)と習熟度の差に目を向ける場面もあった。

 中日では立浪監督肝入りで就任2年目の今季は、若手の積極起用を進めながら戦っている。昨年は岡林勇希がプロ初の最多安打のタイトルを獲得など、立浪チルドレンは着実に育ちながらも、打席での対応力含め、上を目指すためにはまだまだ様々なことを学びながら進む必要もありそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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