【日本ハム】「育成第1号」の海老原が戦力外、気になるその他育成選手の現状は?
【2020年育成ドラフト】
◆育成1位 松本遼大投手
1軍出場はなし。ファームでは通算11試合に登板し、防御率9.28。1つのセーブをマークしている。
◆育成2位 齊藤伸治投手
1軍出場はなし。ファームでは通算4試合に登板し、0勝1敗。防御率3.60。9月に左内側半月板損傷部分切除術を受け、全治3ヶ月と診断された。
【支配下登録→育成契約選手】
◆高山優希投手
2016年ドラフト5位で入団するも、2019年10月に戦力外通告。その後、11月に育成選手として再契約。ここまで1軍出場はなし。今季はファームで35試合に登板し、2勝1敗、防御率3.83をマークしている。
◆鈴木遼太郎投手
2017年ドラフト6位で入団。2019年に1軍昇格を果たし1試合に登板。その後2020年11月に戦力外通告を受け、12月に育成選手として再契約。今季はファームで30試合に登板し、2勝1敗。防御率は5.23。
◆姫野優也投手
2015年ドラフト8位で入団。2018年に1軍初昇格し、2試合に出場。2020年11月に戦力外通告を受け、12月に育成選手として再契約。今季途中に野手から投手へ転向した。投手としての今季ファームでの成績は6試合に登板し、0勝1敗。防御率は1.50をマークしている。
◆髙濱祐仁内野手
2014年ドラフト7位で入団。2019年10月に戦力外通告を受けるも、12月に育成選手として契約更改。2020年、球団として初の育成選手からの支配下登録で支配下復帰。今季は1軍で89試合に出場し、打率.247、8本塁打34打点をマーク。主軸を任されることも多くなっているほか、1塁レギュラーとしても定着しつつある。
この中でやはり特筆すべきは、支配下復帰を果たした髙濱の大躍進だろう。さらに2019年組は既に全員が支配下登録されているほか、投手への転向を果たした姫野も、その才能が開花し始めている。
日本ハムといえば育成に定評のある球団であることはいうまでもない。来季はどの選手が支配下登録を勝ちとるのか。また、今月11日に行われるドラフト会議では、今年も育成選手の指名があるのか、注目したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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