KBO最強守護神に立ちはだかる“冷酷な現実” 年俸3億円超えも、いまだMLB未登板で、母国でも辛辣意見「韓国に戻るかも」
どこか運にも見放されている感は否めない。現時点でマーリンズ内4位となる年俸225万ドル(約3億3000万円)を受け取っているコ・ウソクは、契約の保証は得られている。だが、相次ぐ不振から再びチャンスが舞い込むかは不透明な情勢ではある。
球界内で「最強」と言われた若き守護神の悲痛な現状には、母国内でも反響は広まっている。韓国メディア『is Plus』は「夢のメジャーリーグデビューはまた遠のいた」と指摘。「現実は冷酷だ。今シーズンの展望も暗かったが、不運なことに怪我に足を引っ張られてしまっている。コ・ウソクはボールを投げることなくマイナーで約束されていないチャンスを待つことになった」と皮肉った。
一部では、韓国球界の古巣LGツインズ復帰も報じられているコ・ウソク。「もしかしたら、メジャーリーグのマウンドを踏むことなく韓国に戻るかもしれない」(韓国メディア『OSEN』)と国内でも厳しい論調で書き立てられる26歳は、果たしてチャンスを手にできるか。
パドレス時代にはダルビッシュ有とも交流を深め、「日本文化が大好き」と明かした右腕だけに、大舞台で飛躍できるかは興味深く見守りたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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