甲子園の名勝負生まれない? センバツで「1週間500球」新ルール適用
高校野球の「1週間500球」ルールは地方大会で先行導入され、2020年秋の東北大会で適用された。宮城県の公立高校・柴田が準優勝と快進撃。エース谷木亮太投手が、1回戦から準決勝まで4連投で計481球を投げた。仙台育英との決勝は残り19球しか投げられず、試合は1-18で大敗。柴田の平塚監督は新ルールによる複数投手の育成に理解を示しつつ「公立で谷木のようなエースが2人いる投手陣はなかなか作れない」と語った。
移動などの関係で短期集中開催となり、登板間隔に余裕を持たせることができない事情もあった東北大会のように、日程が厳しいのは甲子園も同じ。2021年センバツ組み合わせ抽選で5日目以降を引いた中京大中京、常総学院など8校は1回戦から準決勝まで1週間以内に日程が集中している。「1週間500球」ルールが適用される可能性も十分ある。
センバツ大会での球数規制の影響が、今後の指針となっていきそうだ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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