日本人投手はMLBから1年目がピークと見られてる?? 雄星が変則オプションの長期契約

タグ: , 2019/2/4

 過去にもルーキーイヤーが最高成績だった日本人投手は数多い。

 高橋尚成(メッツ↓エンゼルス)
 2010年(1年目)53試合10勝6敗8セーブ、防御率3・61
 2011年61試合4勝3敗2セーブ、防御率3・44

 川上憲伸(ブレーブス)
 2009年(1年目)32試合7勝12敗1セーブ、防御率3・86
 2010年18試合1勝10敗、防御率5・15

 その後に大きく数字を悪化させたわけではないが、野茂英雄(ドジャース)、岡島秀樹(レッドソックス)、石井一久(ドジャース)、小林雅英(インディアンス)らも、1年目がキャリアハイだったと言って良いだろう。

 要因としては日本時代からの蓄積したダメージにより、田中のようにフィジカル面で2年目以降劣っていってしまうケースが挙げられるだろう。

 日本人が抱くイメージ以上に、データ分析などのスカウト班が優秀なメジャー各球団が、データが揃う2年目以降は丸裸にしてくる、という面もある。

 ダルビッシュ有(レンジャーズ)など、メジャーの水になれ2年目以降に成長を遂げた選手の例もある。しかしモデルケースとしては、ルーキーイヤー=キャリアハイが圧倒的に多い。

 言うまでも無く、本人は1年目から勝負の思いを強く抱いているはず。「1年目だから」という言い訳は通用しない、いきなりフルスロットルの投球が求められる世界に足を踏み入れる。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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