ハミルトンがシューマッハにあと「1」と迫る6度目V、苦労した若手時代、「ビーガン」を公表した独特のライフスタイルとは?
型破りな人生、独特のライフスタイル
ハミルトンはアメリカGPを2位でゴール。3年連続6度目のタイトルを獲得した(ダイムラー提供)
おそらくここまでも嫌な体験をしてきたと思う。そのためか、F1の現場でも一匹狼なところがあり、他のドライバーとはあまり群れを成さない。
ただし、公道で自動車事故を起こしたり、英・ウインブルドンテニスではドレスコード違反で入場を断られたりするなどF1以外の世界でも目立つ存在で、歌手デビューや米ハリウッド進出など話題に事欠かない。
最近ではビーガン、つまり完全菜食主義者であることを積極的に公表しており、植物由来の代替肉を使ったバーガーのチェーン店に出資したことも認めている。
自身のインスタグラムでも「自分たちが何を食べるかによって食肉産業や酪農が栄え、その結果として森林伐採や動物虐待が起こり、海や環境が破壊されている。ビーガンになることが僕たちの地球を本当に救える唯一の方法。すぐにできることなんだ」と訴えた。
独特のライフスタイルを形成する自由人で、妻やパートナーがいるF1ドライバーが多いなか、悠々自適に独身を貫いている。破天荒を地で行く男。それがハミルトンだ。
[文/東京中日スポーツ・鶴田真也]
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