楽天の緊急トレードで見えてきたもの 追い込まれる「ロマン砲」とは
勝負強い打撃がウリのオコエだが、近年は伸び悩んでいる。
「身体能力の高さは誰もが認めながら、守備においてはスローイングや状況確認など基本的なことが粗くミスをしがち。打撃においても状況に応じた打撃などすべての面で丁寧に取り組むことが求められています」（球界関係者）
昨年、オコエはシーズン終盤に守備のミスで降格したことも話題を呼んだ。オコエの成長を見守る石井ＧＭ兼任監督からは過去に「そろそろ出てこないと彼自身の野球人生が苦しくなってしまう」という言葉を送られたこともあった。
入団時から高い期待をかけられてきたオコエも今季でプロ７年目を迎える。昨年は左手首と左膝を手術など故障が多くなってきているのも懸案事項となっている。たぐいまれなる身体能力は誰もが認めるところ。勝負の後半戦に出場機会はめぐってくるのか。引き続き、その存在に注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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