「誰も全く打てないじゃん」新人快投の裏で際立った9球 阪神の高卒左腕の“覚醒”を感じさせる「1.01」の凄み
これまでの及川は要所で制球が乱れ、自ら溺れていくマウンドが悪目立ち。自慢の球威を活かしきれずにいた。しかし、今季は2シームやスライダー、そしてカットボールがまとまり、相手を圧倒する投球ができている。実際、投手のみに責任がある被本塁打、与四死球、奪三振で純粋な投球能力を推し量る指標『FIP』は「1.01」と驚異的な数値を記録している。
SNSでも「阪神って常にいい左が出てくる」「今の阪神で1番いいピッチャー」「誰も全く打てないじゃん」といった賛辞が目立っている及川。結果が問われ、フル回転が期待される今季はどこまで成績を伸ばせるかに注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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