「イノウエの強さは揺るがない」アフマダリエフ母国も井上尚弥の衝撃防衛に関心! 9月の対戦内定は「ボクシング界で重大な出来事」
また、試合後に井上本人が「次は9月に戦います」と明言したアフマダリエフとの試合に早くも焦点を当てるメディアもある。首都タシュケントに拠点を構えるニュースサイト『Zamin』は「日本のイノウエのリングで『モンスター』として知られるファイターで、現代で最も強く、最も有名なボクサーの一人」と強調した上で「ふたりの対戦はプロボクシング界で重大な出来事であり、間違いなくウズベキスタンと日本だけでなく、ボクシング界全体で注目の的となるだろう」と期待を寄せた。
かくいうアフマダリエフは、来る5月30日にメキシコのグアダラハラで、地元戦士のルイス・カスティージョ(メキシコ)との対戦が決定している。格下と言える相手との一戦となるが、『Zamin』は「世界タイトルを争うウズベキスタン人にとって、自身の能力を発揮し、イノウエとのより大きな試合に向けて心身ともに準備する機会となる」と分析。さらに「イノウエとの対戦を考えれば、敵地での負けられない重要な試合だ」と煽った。
井上が公言したことで期待感が高まっているアフマダリエフとの王座戦。30歳のウズベキスタン人戦士は、これまでに「最強は最強と戦うべきだ」「俺は準備万端だぞ」と挑発的な言動を繰り返してきただけに、ようやく巡ってきた対決の機会と言えよう。
兎にも角にも、アフマダリエフには5月30日のメキシコ決戦を制し、言い訳不要の万全の状態で井上戦に臨んでもらいたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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